いけばなと煎茶
カエデ・ナツハゼ・ショウブ・シャクヤク・ナルコユリ
文房流の基本思想
「花の意志をばさきに問え」
一枝一花の持っている最も良い点を見つけ出すこと。
この時大切なのは、頭の中にこういうようにしたいというようなこだわりを一切捨てて、虚心に眺めること。
一枝一花の生い立ち、その意志、その本来の要求に沿う状態にもっていく。それができたときに、初めて力強さ、可憐さ、美しさが現示する。
我意を捨てて素直に花の意志を問い、花の意志に従う心が第一で、花は正直なもので無理にさせばたちまち死ぬ。
大きなもみじの木、柔らかい新葉の先までも水があがり、木の下に風情をと活けたなるこゆりも生き生きと、菖蒲と芍薬も2日目には満開に。
全てに水が上がり生き生きとなった作品、気持ちよく活けられた事がよい作品になったのかもと、自負しています。
勿論、枝止めや、さし花の時に会員の手助けがあったからですが。
会員五瓶も活き活きし、華展にふさわしい作品になりました。
ショウブ・ナルコユリ いただいたショウブ生かせたでしょうか。 くねくねと面白い形に惹かれていくらでも入ります。 引き算の美しさがわかるようになりたいです。
ナツハゼ・ヤマアジサイ・シラン 性格上?平凡な花になってしまいます。 まだまだお稽古が足りませんね。
コデマリ・ウツギ 某SAのノリ面自生の花材でございます。 0円食堂ならぬ0円作品と相成りました。 先に山菜を採っていたオバ様に習えとばかりに私もせっせと採取致しました。 傾斜に咲いていたからなのか、いい具合に曲がりがあって活けていて楽しかったです。自生bravo!
キウイつる・バラ・ピペリカム・クロトン 久しぶりの春の花展で、今回は花材を自分で選んで活けたいと意気込んで挑みました。 つると薔薇とピペリカムとクロトンを選び、先生のご指導も頂きうまく活けられたと思います。 楽しかったので次も頑張ります。
コバノズイナ・シャクヤク・タンチョウアリアム 頂いたシャクヤクが、二日間頑張って咲いてくれてとても素敵な作品になりました。 花展となると、つい大きく活けてしまい、まとまりのない花になってしまいます。 シャクヤクとアリアムで締める、魅せる、色んなワザが学べたお花でした。
美しく開いた2日目のシャクヤク。